琴辻城とは?

群馬県藤岡市の山林地300坪を本丸とする琴辻城は、東京学芸大学附属高校の現役生と卒業生を中心とした有志が設計・建築・運営を行っています。平成30年8月に築城を開始し、令和元年6月に建築予定の5棟のうち1棟目となる「囲炉裏の間」が落成しました。この「囲炉裏の間」建築では高校1年生~大学院2年生という幅広い年齢層の134人が集結しました。これは、琴辻城が掲げる「世代を超えた附高生の交流の場を創る」という”築城の大義”を実現するための第一歩となりました。元々縁もゆかりもなく、年齢も専門分野も異なる附高関係者が、築城の旗印の下に集結する。この出来事は、それぞれの人生に大きな影響を与える出逢いに繋がることもありました。将来医師や弁護士を目指す附高生が、現役の医学部生や法学部生と接触するという発展的な場面もありました。また、ある人物が発した「琴辻築城がなければ、一生関わることがなかったような人と知り合うことができた」という言葉は、まさに私が目指す築城の姿そのものでした。 加えて、琴辻城は、築城を通じてコミュニティを形成するのみならず、完成後の活用にも積極的です。とくに、「囲炉裏の間」が落成したことで、これを利用した同窓会が開催されています。都会ではまず体験できない囲炉裏を囲んでの集会は、盛り上がること間違いなし。 このように、琴辻城は附高生のもつ「辛夷力」を存分に活かし、当事者同士が大いに楽しむのみならず、母校を影から盛り上げていきたいと考えています。

琴辻城棟梁 今村秀一朗 (学大附高60期卒)